スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ

生クリーム不要、ボウルでできる本場カルボナーラ

日本ではなぜか、カルボナーラといえば卵と生クリームの混ざった黄色いこってりソースを指しますが、カルボナーラの最大の特徴は仕上げにたっぷりかける挽きたての黒胡椒。イタリア語ではスパゲッティ・アッラ・カルボナーラ(炭焼き人風)と言って、炭焼き人が仕事の合間に食べたときに、スパゲッティに落ちた炭の粉を黒胡椒が表している・・・というのはイタリア史研究者の姉の受け売りです。

姉が留学時代に習ってきた本場のこのレシピは、生クリームを使いません。初めこそ驚きましたが、すぐに本場の虜になりました。なんといっても、ワインによく合います。

材料を入れたボウルに、茹でたスパゲッティを投入し、ぐるぐるっと混ぜて卵を少し乳化させればできあがり。失敗知らずなので、おもてなし料理にもおすすめです。

スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ

材料(2人分)
スパゲッティ:食べたいだけ
ベーコン、あればグアンチャーレ:適量
卵:1個
粉チーズ、またはペコリーノやパルミジャーノをすりおろしたもの:適量
黒胡椒:適量
塩、オリーブオイル:必要なら

1.ベーコンを細切りやさいの目などに切り、フライパンで色付くまで炒めます。油分が少なくてはりつきそうなら、オリーブオイルを使って。
2.大きめのボウルに卵を割り、チーズを入れ、黒胡椒をたっぷり加えます。
3.茹でたスパゲッティとベーコンをボウルに加えて混ぜ、塩味を加減します。
4.盛り付けて、最後に黒胡椒を振ります。

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小田原が合同会社いとへん在職中に公開した記事です。旧合同会社いとへんWEBサイトから転載しました。

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