ポケット式マスクを作る

ほこりアレルギーがあるために、掃除や布団干しや、季節によっては花粉対策のために布製のマスクを複数持っていたのですが、このたび同居人にも必要になり、洗い換え用に買い足さなきゃなと思っていたところ、フェアトレードのPeople Treeから、マスクの型紙を載せたメルマガが届きました。

http://magazine.peopletree.co.jp/archives/8798

立体マスクとプリーツマスクの2種類の型紙があり、これまで布製では立体マスクを使ったことがなかったので、こちらを作ることにしました。

外側に選んだのはカーキの厚手のコットン。高校時代にスカートを作った残りです。内側はソフトにしたかったので、チェック柄のダブルガーゼを選びました。ゴムは文房具屋で買ったのですが、なぜ買ったのか思い出せないぐらい放置していたものです。

さて、型紙と付された「作り方」の通りに作ってもいいのですが、マスクと口の間にキッチンペーパーを挟むと、ウイルス対策によりよいと聞くではないですか。
(キッチンペーパーよりティッシュだ、とか、コーヒーフィルターや不織布のお茶パックがいいとか、諸説ありますが)

何を挟むかはともかく、挟んでいるうちに挟んだ「何か」が湿って口に張り付いたり口に入ってきたりしてしまいそう。それならどうせだから、初めから「何か」を快適に挟みやすくするポケット式にしようと考えました。

「作り方」では片側のサイドを返し口にするようにありますが、わたしは上部10センチを返し口にし、そこをポケット口にしました。ポケット口にする部分は、外側と内側を縫い合わせる前に、端を折り込んでミシンをかけておく必要があります。縫い代は型紙通り1センチでカットしましたが、内側のガーゼのポケット口だけ1.5センチ折り込みました。着用時にガーゼが上からはみ出ないようにするためです。

着用してみて。
立体タイプは正面に縫い目がくるので、縫い目の間の縫い閉じられていない「穴」の部分は通気性が良すぎる(=ウイルス対策として脆弱)。なので、いまこのときは、ポケットにキッチンペーパーを挟んで使うほうが安心です。形がいいので呼吸しやすく、ガーゼの肌当たりは良く、細すぎるかなと不安だったゴムは意外にも快適でした。外側の生地がシャキッとしているので、洗濯して絞っても形状を保ち、シワも気になりません。

ただ、これからの季節は暑いかもしれない。もう少し薄手の生地でも作ってみたくなっています。

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