八重山古典音楽コンクール発表会に出演しました(2025年)

今年のコンクール

2025年10月に行われた第46回八重山古典音楽コンクールの受賞者による発表会が、2025年11月29日に開催され、箏伴奏で2演目出演しました。

コンクールは、三線・筝曲・笛・太鼓の4つの部門で、新人賞、優秀賞、最高賞と、小学生以下の「あやぱに賞」の4つの賞で審査されます。

今回の審査日に、当流の筝曲の大きな先生方の用事が重なったため、驚くことにわたしは審査員を務めました。審査員は3流派から3人ずつ、計9人が務めます。もちろんわたしが一番の若輩です。筝曲には、あやぱに賞に1人、新人賞にわたしの生徒2人を含む3人、優秀賞に2人が挑み、6人すべての方々が受賞されました。

発表会に先立って行われた授賞式では、筝曲の6人をはじめ、他の部門も含めたたくさんの合格者に、審査員席から拍手を送りました。

舞台の裏側で

コンクール発表会は、流派でかかわる一年の行事の中でも最大規模のものです。これまでは、三線や箏の受賞者として、もしくは箏伴奏者として出演していましたが、今回は初めて受賞者である生徒2人と共演しました。

生徒2人は、コンクール発表会に三線での出演経験はあるものの、筝曲では初めてであり、かつ教室仲間以外の箏奏者もいる舞台が初めてでした。お借りした箏と道具がバラバラにならないようにしたり、楽屋でたくさんの音が聞こえるなかで調弦や練習をしたりといった、大きな舞台ならではの注意点を伝える、指導の場でもありました。また足の調子の悪い生徒さんのために、生徒さんの出番には箏の舞台への上げ下げも担いました。

演奏した曲目

そんなバタバタと慌ただしいなかで、2演目に出演しました。

一つは、三線優秀賞の優れた受賞者による独唱「大浦越地節」の箏伴奏です。独唱者は石垣島在住の方で、音源を数日前に送っていただいていたものの、音合わせは当日まですることができませんでした。とてもきれいな声の持ち主で、楽屋での2回、リハーサル、本番と、気持ちよく伴奏をさせていただきました。

1演目おいて、その次の流派紹介「くいぬぱな節・波照間ぬ島節」にも箏で出演しました。「大浦越地節」が終わるや否や箏を楽屋に運び、13弦とも調弦を二揚から本調子に変え、再び舞台袖に箏を運び、流派紹介で演奏、という慌ただしさでした。箏の運搬をお手伝いくださる方がいたおかげで、演奏→調弦→演奏に集中することができました。

楽屋に並んだ8面の箏が壮観でした

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