「沖縄芸能フェスティバル2024」が11月16日に文京シビックホールで開かれ、八重山古典音楽協会の一員として箏で出演しました。50人超の唄三線、箏、笛、太鼓の共演でした。
人間国宝の唄や現代版組踊、ポップスの有名歌手のライブなどもある、盛りだくさんの公演の、夜の部の幕開けの2曲でした。「鷲ぬ鳥節」には踊りがつき、続く「鶴亀節」は斉唱でした。
今回は箏の初弟子の初舞台でもありました。舞台では箏をやや斜めに平行に配置して、お弟子さんが先頭、2番目にわたし、その後ろに2人と並び、4人で箏伴奏を務めました。
この2曲を連続で弾くには、「鷲ぬ鳥節」の後奏を弾きながら、琴柱を一つ動かして、調弦を変える必要があります。初心者には最大の難所です。動じることなくスムーズにクリアして演奏を続けるお弟子さんの気配に安堵しながら、わたしも落ち着いて演奏することができました。
三線と比べたら、箏は演奏前の準備に時間がかかり、楽器が大きいので舞台まで運ぶのも一苦労です。今回は2人ともお借りした箏で臨みましたので、当日初対面の箏に早く慣れる必要もありました。そんな公演ならではの事情や準備の仕方などをお弟子さんに伝えてつつ、わたしも初舞台では姉弟子に細かくお世話していただいたことを思い出していました。
無事に終えて、同門の出演者と打ち上げをして、充実の一日でしたが、翌日には肩や胸が筋肉痛になっていたので、思っていたよりも緊張していたようです。参加する機会をいただけて、また箏をお借りできて、たいへんありがたかったです。

開幕前、所定の位置について待っているところ。舞踊の方々のスペース(手前)を確保しても、とても広い舞台でした。(写真は出演者からいただきました)